Forex News

Providing tailored solutions to the individual clients needs. As a Broker ourselves we understand your needs.

5月 04, 2020

高齢者の取引制限

日本と欧州における投資家保護に対するアプローチが全く別物であるということは、よく知られているところです。欧州のブローカーはクライアントの専門スキルに多くの注意を払い、年齢や性別などその他の側面については関知しません。欧州証券市場監督局(ESMA)は特定商品を禁止したりレバレッジ規制を設けたりしたのに対し、日本政府は投資家のニーズやプロフィールに焦点を当てます。

ある日本のオンライン取引プラットフォーム(GMOクリック証券)が、年齢についての方針を作成しました。この方針によると、81歳以上のすべての人はFXおよびオプション取引が認められないということでした。

これは大変繊細な話題です。特に、日本のように金融文化が発達しているにもかかわらず、高齢化社会が政府当局にとって大きな問題となっているような国においてはなおさらです。最低年齢の制限であれば、誰もが金融機関でFXブローカーなどの口座を開設する場合には年齢制限が適用されます。しかし、トレーディングやブローカレージについて年齢の上限が議論されることはほとんどありません。この沈黙ともいえる状況には様々な理由があって、例えば(ア)偏見を持ちたくないという思い、(イ)差別を指摘される恐れ、(ウ)高齢者の投資計画についての一般的情報の欠如、などが挙げられます。

このような年齢制限が設けられるのは、多くの理由があるのだと思われます。最も可能性の高い理由の一つ としては、高齢者はオンライン詐欺の被害者になりやすいということです。金融庁によると、2017年第1四半期間中の投資詐欺の報告は197件で、ほとんどの相談が高齢者からのものでした。(報告のおよそ21%が70代、20%が60代、10%が80代)

ご覧の通り、取引や関連活動の規制についてのアプローチは様々です。FX取引の最新のトレンドを得るために、弊社をぜひご活用下さい。

« Back